一般社団法人 八王子U16デジタル教育支援協議会 ロゴ

八王子学生DXコンテスト

AIやデジタルを駆使して、
社会に貢献するビジネスアイデアを競い合う。
論理的思考、創造性、問題解決能力を発揮し、
継続的なプロジェクトで未来を切り拓こう!

八王子学生DXコンテストとは

「八王子学生DXコンテスト」は、八王子の大学院生・大学生・高専生を対象に、AIなどのデジタル技術を活用して地域課題に取り組むコンテスト です。
日頃の学習成果を活かし、AIをはじめとするデジタル技術を使って八王子の課題を発見し、それと向き合い、社会に貢献するという知的活動を通して、ビジネスを改革するアイデア創出というテーマで論理的思考力や創造性、問題解決能力を競います。既存の概念にとらわれない、独創的かつ実用的なアイデアを形にして、披露していただく場です。

また、八王子の企業とつながりを持っていただくことを目的とし開催しており、地域・産業への貢献の機会を提供し、八王子の企業との連携を図ることも目的としています。
本コンテストは継続型の取り組みとして、同一テーマに複数年取り組むことを目指し、学生の挑戦を長期的に支援してまいります。

第1回八王子学生DXコンテスト

第1回コンテストは、2025年6月29日(日)に発表と審査・表彰式が開催されました。
第1回目は、多くの学生チームからエントリーをいただき、書類審査を通過した9チームによるプレゼンテーション審査が行われ、各チーム創意工夫された様々な素晴らしいアイデアが発表されました。
実用化に向け動き出しているチーム、また、すでに実践で運用開始しているチームもあり、お互いの刺激にもなったのではないでしょうか。

引き続き、八王子の地元企業の皆さま、市民の皆さまのお力をお借りしながら、これからも未来ある若者たちの支援に尽力して参ります。

第1回八王子学生DXコンテスト
入賞チームのご紹介

市長賞 
チーム名:金銭カツカツ八王子ボーイズ

<発表テーマ>
地域と学生をつなぐ成長型キャリア開発プラットフォーム『Questum』
<審査員コメント>
課題の捉え方、ビジネスとしての完成度、そして実際にシステムまで作り込んだ発表の完成度も、非常に高い素晴らしい提案でした。確かに八王子発ではありますが、八王子の枠を超えて全国でも展開できそうな提案になっていると感じています。その中でもあえて八王子とのつながりを意識した発表で、見事に市長賞を獲得された、素晴らしい発表だったと思います。

金賞 
チーム名:AI観光プランナー

<発表テーマ>
『旅結び』 あなただけのオリジナル観光プランを作成するアプリ
<審査員コメント>
観光分野において、お客様のニーズや実際の使用シーンを深く研究し、それに基づいてしっかりとした提案ができていました。プレゼンテーションが非常に緻密で、聞いていてとても分かりやすい構成となっていました。また、スライドの作り方や発表の仕方も優秀で、続く他のチームにとって参考になるレベルの発表でした。

銀賞 
チーム名:Takao Connect(高尾コネクト)

<発表テーマ>
高尾山登山後の特典で観光客を八王子市内へ誘導。地域経済を活性化するスタンプラリー型サービス
<審査員コメント>
高尾山を訪れた観光客を、あまり知られていない地元の商店に誘導するという観光導線の創出に取り組んでくれました。特に評価できるのは、フィールドワークをきちんと実施してくれた点です。実際に高尾山に足を運んで現地でアプリの検証を行い、その検証過程で得られた気づきを共有してもらいました。

銀賞 
チーム名:ぶるーばーど

<発表テーマ>
ARでつながる親子の高尾山冒険RPG
<審査員コメント>
高尾山のことを楽しく学べるRPGアプリを提案してもらいました。ただ楽しく学べるという点だけでなく、このアプリを活用した地域経済の流れを十分に考慮し、長期的な視点で地元経済にどのようにメリットや収益をもたらし続けるかという持続可能でサステナブルな考え方を提案に盛り込んでありました。

銅賞 
チーム名:ビギナー制作委員会

<発表テーマ>
新しい交通手段『Ride Link』
<審査員コメント>
高尾山から八王子という非常に広いエリアをカバーするために、AIシェアライドシステムという難しいテーマに挑戦してくれました。ビジネス展開で様々なパターンを検討し、アプリとしての差別化という点も意識して取り組まれてました。大変大きなテーマに取り組まれていると思います。

銅賞 
チーム名:Lil Hachioji

<発表テーマ>
外国人観光客に向けたマナー啓発と観光体験向上のための多言語対応アプリ
<審査員コメント>
インバウンドがどんどん拡大し、八王子に迎える側も訪問する外国人の方も安心して楽しめることを実現するために、まずはマナーということに着目してITの力で解決しようとした取り組みは、とても面白い観点だと思います。マナーも文化の一部であり、それを知るということは日本の文化を知るということでもあるので、相互理解の一助になるのではないかと感じています。

敢闘賞 
チーム名:flexible

<発表テーマ>
学生×地域 ~創造的な地域活性プロジェクト~
<審査員コメント>
実は八王子は学生の街と言われているにも関わらず、学生と地域を結ぶ仕組みというのはこれまであまり聞いたことがありませんでした。そういった意味でも、学生さん自身からの提案として地域と結びつきたいという想いが、このような具体的な形で提案されたことにとても大きな意味があると感じています。ぜひ実現に向けて、さらに具体化を進めていただければと思っています。

敢闘賞 
チーム名:Live long and prosper

<発表テーマ>
学生需要をAIで予測、八生AI
<審査員コメント>
学生の需要の盛り上がりを数値化し、定性的なデータを定量化しようとする新しい仕組みに取り組んでくれました。MVP(最低限の機能)でまずはそれを世の中に出していくということも意識されているのではないかと思います。非常にスピーディーに、よく考えて取り組まれてきたという印象で、さらに発展した取り組みに移行されるのではないかと期待しております。

敢闘賞 
チーム名:ペダル革命

<発表テーマ>
~自転車で巡る八王子観光の新体験アプリ~
<審査員コメント>
自転車で観光客に市内観光してもらうことで、広い八王子の魅力を伝える一つのきっかけとなるのではないかと感じています。単に自転車のシェアライドシステムに留まらず、スタンプラリー機能からのクーポン取得による地域経済の活性化までを織り込んだ提案は、実現に向けて検討していただけることを期待しています。

第2回八王子学生DXコンテスト

第2回八王子学生DXコンテストは、2025年10月より募集を開始いたします。
八王子在住または八王子市内の大学(院)生・高専生を対象に、デジタルを駆使し八王子の問題解決に取り組むコンテストです。
一次審査を通過したチームが約半年にわたり磨き上げたアイデアを競い合います。
募集内容など詳細が決まりましたらご案内いたします。
既成概念にとらわれず、独創的かつ実用的なアイデアを形にしていただくことを期待しています。